漢字抹消計画の裏にGHQと福沢諭吉が?都市伝説の真相に迫る!

漢字抹消計画(漢字廃止論)をご存じだろうか?

GHQによる日本の国力低下作戦といわれるが

戦前から既に福沢諭吉が漢字抹消を訴えていた?

嘘か誠か、都市伝説の真相に迫っていきます。

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■漢字抹消計画(漢字廃止論)

戦後日本を統治下においた連合国軍最高司令官総司令部

すなわち

『GHQ』による、漢字を日本語から抹消する計画をご存じだろうか?

現在を生きる我々には実感の沸かない話ですし、

なんなら”都市伝説”なのでは? と思ってしまう計画。

しかし、

これは紛れもなく事実で過去実際に行われる可能性がありました

実際は漢字どころか

ひらがなにカタカナまで廃止し

ローマ字表記に統一しようとしていたのです。

これはGHQの要請によりアメリカ本国より派遣された

「アメリカ教育使節団」が1946年に発表した

「アメリカ教育使節団報告書」にて記載されています。

では何の目的で彼らは伝統ある日本語表記を廃し、

ローマ字表記に統一しようと考えたのでしょうか?

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漢字抹消の目的(都市伝説)

漢字、というか日本語表記抹消計画の背景には

「日本の国力を落とすため」という説があります。

『日本』という国の成り立ちはとても古く、

現存している国々ではおそらく最も長い歴史を誇るでしょう。

ほぼ単一民族で構成され、国に対する帰属意識は

当時でも世界有数だったと思われます。

であればこの地を占領下においた場合、

再び一致団結され、牙をむかれる事態を避ける為にも

重要なコミュニケーション方法である言語を変える、と

考えるのも自然だし、とても有効な手段。

まずは表記からローマ字に変更し、段階的に言語自体を英語に変えていけば……。

その国に住む人間にとって重要なアイデンティティ、

心情を表現する方法である言語を上書き出来れば

完全な属国として仕立て直すことも可能……。

 

英語公用化論というものがあります。

 

読んで字の如く母国語を英語に変える論ですが

これには大きな問題があるのです。

前提として英語を母語としている人が使う英語と後から学んで身に着けた人の英語は違うという事

どれだけうまく話せるようになったところで、それは所詮贋作、劣化した二級品

本物への劣等感と、贋作を下にみる価値観の強化。

日本独自の表現方法も殆どが失われるでしょう。

それは国にとって大きな損失。

例え戦後の支配から逃れて独り立ちしても

失うモノの大きさは計り知れず、取り返すことは不可能です。

実質的な亡国といって相違なく、

結局のところ強い影響下から逃れることはできない。

つまり、GHQは漢字を廃していずれはそれを狙っていた、とする説です。

信じるか信じないかは、あなた次第です!

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漢字抹消の目的(史実)

さて、上の項目にまとめたのはあくまで都市伝説、

……に、多少個人的な考察を入れたものです。

では、史実においてはどのような理由、目的で

漢字表記を抹消しようとしていたのか?

これは案外まともな理由で、漢字が難しいから

漢字習得に向ける時間を外国語や数学に当てるべきだと考えたわけです。

これ、現代においても漢字が苦手な人は

納得する理由かもしれませんね笑

また、当時のアメリカは漢字を使っているからこそ、日本は戦争に走った」と考えていました。

(漢字は難しい→習得に時間がかかる→思想が偏る→戦争へ。という考察があった。)

なんじゃそりゃ、という話ですが本気だったらしく

アルファベットのような「表音文字」のほうが、

漢字のような「表意文字」より進んでいると考えていたのです。

そうした背景もあり、上の項目でも触れましたが

「アメリカ教育使節団」は「アメリカ教育使節団報告書」に、

「歴史、教育、言語分析の観点からいずれ漢字は一般的書き言葉としては全廃され、音標文字システムが採用されるべきである」と記載、報告しました。

しかし、知っての通りそうはなりませんでした。

今でも我々は漢字を存分に活用しています。

それは何故か?

教育使節団は漢字廃止の正当性を証明する為、

識字率の全国調査を命じました。

1948年8月に全国から抽出された約一万七千人を対象に行われ、

1問1点として90点満点で採点された結果……

なんと、平均点は100点満点に換算して78点!

0点、つまり識字できない人は2%程度でした

教育使節団は漢字不要論を証明する為の調査で

逆に自分たちの想定が間違っていた事を証明されてしまいました。

これにより漢字は廃止される事なく、今に到ります。

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■福沢諭吉も漢字抹消を狙っていた?

これまでは戦後の干渉による漢字廃止について

語ってきましたが実は戦前より国内の知識人から

漢字廃止論は唱えられてきたものなのです。

その内の一人があの有名な偉人

福沢諭吉でした。

1872年(明治5年)、学制施行に際して、一部で日本語の文字の複雑さ・不規則性が障害であるとみなされ、福澤諭吉は「文字之教」のなかで、徐々に漢字を廃止して仮名を用いるべきであると主張

漢字廃止論/Wikipediaより引用

そもそも漢字は中国から流入した文字です。

自国初の文字ではない上、複雑すぎる為に

実用的な面でも非効率的だといわれていました。

活字印刷の活用、特に活版印刷で決定的な障害となっており、一時期は新聞などの出版業界が漢字廃止を支持していたことも。

現在は情報機器の普及とともに漢字で印刷する際の妨げがほとんどなくなり、むしろ漢字を用いた文章を読むことの効率性も認められています。

以上から、現在漢字廃止論は下火になっています。

今の漢字文化に慣れ親しんでいる我々からしたら、

もう漢字のない日本語表記は考えられないですよね。

まあ、廃止されていたらいたで、違う今があったのでしょうが……。

貴方はどちらが良かったと思いますか?

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