日本最古の歴史書と言えば古事記ですが
それよりさらに古いとされるのが竹内文書。
はたしてそれは真実なのか?ウガヤ朝とは?
日本歴史ミステリーを調査した!
■「竹内文書」とは
※竹内文書が収められていたとされる筒
日本に伝わる最古の歴史書といえば「古事記」。
しかし古事記より古い時代に記されたとされる
一連の歴史書があるのをご存知でしょうか?
この存在を知った時は私も非常に驚きました。
公式の歴史書には記されていない
日本のもう一つの歴史とは?世界の秘密は?
今回はそんな世界の不思議に迫ります。
古事記より古い謎の歴史書、それは
「超古代文献」又は「古史古伝」と呼ばれ
いずれも記紀神話以前の書と言われています。
漢字伝来以前の書のため日本固有の文字とされる
「神代文字」で書かれているものが殆ど。
中でも代表的なものが「竹内文書」です。
しかし古史古伝とされる書物はその殆どが
「偽書」であるとされ学会からは
資料価値がないという見解を下されています。
何故ならその内容があまりにも荒唐無稽であり
来歴すらも不明瞭であるからです。
ですが問題の内容はまるでSF小説もかくや
と感じるほどスケールの大きいもので
非常に興味深く「トンデモ説」と認識して読めば
これほど面白い読み物は中々ありません。
それにまったくの偽書であるとも言い切れず
故にロマンを感じる方も少なくはないでしょう。
竹内文書に記された驚異の古代文明。
ウガヤ朝とはなんなのか?
その実態に迫る前にまずある神について
解説していきたいと思います。
■ウガヤフキアエズノミコトとは
画像は初代天皇とされる神武天皇の父
天津日高日子波限建鵜草葺不合命
(あまつひこひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
※古事記表記
恐ろしく長い名前で有名な神です。
長すぎるため以下ウガヤフキアエズノミコト
と表記します。それにしても長いですが笑
天皇につながる神は皆
「稲」に関する名をもちますが
ウガヤフキアエズノミコトだけが
稲穂と無関係であることから彼の神は
後世に作られた神であるとする説があります。
というのもウガヤフキアエズノミコトの親は
山の神と海の女神であるため二柱の力が
合わさって生まれた神により天皇が
山から海まで支配する力がある
とする権威に説得力を強める意図が
あったと言うのです。しかしウガ(ウカ)が
穀物を意味しているとする説もあり
真相はハッキリとしていません。
さてウガヤフキアエズノミコトは
記紀神話において初代天皇とされる
神武天皇の父でありながらその扱いは
それほど大きいものではありません。
一方竹内文書では重要なキーワードとなります。
ウガヤフキアエズの名を冠する
ウガヤフキアエズ王朝、つまりウガヤ朝とは
一体どんな王朝だったのでしょうか?
■超古代文明「ウガヤ朝」
[ad#co-2]古史古伝に記されている超古代文明
ウガヤフキアエズ王朝とはかつて
日本に実在したと言われる古代王朝。
しかし前述したとおり竹内文書他
古史古伝とされる書のほとんどが
資料的価値がないと見解がくだされているため
その実在は現在トンデモ論と言われています。
ウガヤフキアエズ王朝(以下ウガヤ朝と表記)は
かつて世界の中心であったとされる王朝。
そしてその場所はこの日本だったと言います。
ウガヤフキアエズと冠しているのはこの文明を
築いた始祖がウガヤフキアエズノミコトであるから。
彼の築いた文明は数代、期間に渡った
これをウガヤ朝と呼ぶわけです。ちなみに
竹内文書では神武天皇から始まる今の皇朝を
神倭朝(かむやまとちょう)と呼びます。
ウガヤ朝は今の人類の技術に勝るとも劣らない
驚異的な技術力をほこっていました。
例えばウガヤ朝第1代の世代にはなんと皇子が
天空船(あめのうきぶね)を作ったとされます。
つまり今で言うところの飛行機やUFOの事です。
さらに第2の時代には5色人の皇子を産み
世界中に派遣しています。
これは現在人類の人種の事と言われます。
黄人(きひと)・日本人を含むアジア人
赤人(あかひと)・ネイティブアメリカンやユダヤ人等
青人(あおひと)・肌が青白い。現在、純血種殆どいない
黒人(くろひと)・インドの原住民族やアフリカ人等
白人(しろひと)・白い肌やブロンドの髪をしたヨーロッパ人
つまりウガヤ朝は
日本の超古代文明に収まらずまさに世界の中心
あらゆる文明の祖だということです。
なるほど、偽書とされるのも納得です。
しかし幣立神宮(へいたてじんぐう)
という場所には五色人大祭というものがあり
このように
五色の人種に対応した五色神面が存在します。
文書に書かれた神話がまるっきりデタラメ!
という訳でもない証明と言えるのではないでしょうか?
■まとめ
古史古伝、竹内文書のウガヤ朝等に関する記事でした。
荒唐無稽で偽書と言われるのも納得ですが
下手なSFよりもスケールが大きく興味深い内容です。
今後も古史古伝に関するネタを仕入れ次第
記事を書いていきたいと思います!
それではまた次回!バイバイ!