東京に眠る伝説の王 平 将門
王の霊力を封じ利用する為
家康が張り巡らせたと噂の封印。
今回は平 将門とその封印等についての記事です。
■平 将門(たいら の まさかど)とは
平 将門(たいら の まさかど、-將門)は、平安時代中期の関東の豪族。 平氏の姓を授けられた高望王の三男平良将の子。桓武天皇5世。下総国、常陸国に広がった平氏一族の抗争から、やがては関東諸国を巻き込む争いへと進み、その際に国衙を襲撃して印鑰を奪い、京都の朝廷 朱雀天皇に対抗して「新皇」を自称し、東国の独立を標榜したことによって、遂には朝敵となる。しかし即位後わずか2か月たらずで藤原秀郷、平貞盛らにより討伐された(承平天慶の乱)。死後は御首神社、築土神社、神田明神、国王神社などに祀られる。武士の発生を示すとの評価もある。合戦においては所領から産出される豊富な馬を利用して騎馬隊を駆使し、反りを持った最初の日本刀を作らせたとも言われる。
出典:wikipedia
朝廷に反乱を起こし、「新皇」を名乗った
原初の武士ともいわれる「平将門」。
その数奇な人生から今でも数多くの
人々から崇敬を有るめる偉人の一人です。
私も機会があれば是非とも神田明神に
参拝したいと常々考えておりますが
その機会もお金もないのが悲しい所です汗
―ー閑話休題
日本刀は日本の魂とも言われ海外においても
日本を象徴する物として広く知られていますね。
現在私たちが思い浮かべる刀の原典を
最初に作らせたのが平将門と言うのなら
まさに武士の始まりと言えるでしょう。
そんな彼が崇めていた神、
「妙見菩薩(みょうけんぼさつ)」
そのシンボルが「北斗七星」です。
では平将門と北斗七星の謎とは一体何なのか?
■「北斗七星」で平将門を「守護神」に
平将門はタタリをもたらす存在という側面を
よく強調されていますが同時に江戸の「守護神」
としての顔があるのをご存知でしょうか?
江戸と言うのは実はとても旧い宗教的な町で
「徳川家康」が朝廷に対する守護神として
平将門の霊的パワーを利用していたとされます。
方法は江戸の中にある平将門ゆかりの地を
あるカタチでつなぐ事でした。
そのカタチというのが平将門が崇めた
妙見菩薩のシンボル「北斗七星」と言う訳です。
ではゆかりの地、七つの神社について説明していきます。
将門公の首が飛び越えたことから
その名がついたと言われる
鳥越神社(とりごえじんじゃ)
将門公を地主の神として祭る
築土神社(つくどじんじゃ)
将門公の呪いにまつわる
水稲荷神社(みずいなりじんじゃ)
将門公の鎧が埋められているとされる
鎧神社(よろいじんじゃ)
将門公の兜が埋まっているとされる
兜神社(かぶとじんじゃ)
将門公の飛翔した首が落ちた場所とされる
首塚(くびづか)
将門公のカラダ、カラダ神社が由来とされる
神田神社(かんだじんじゃ)
これら平将門ゆかりの地を結ぶと
「北斗七星」の形になるという訳です。
京都の朝廷から江戸を守るため平将門の力を
味方につけたかった徳川家康がそう配置しました。
画像で現わすとこうなっています↓
出典:Google マップ 参考サイト
実際の北斗七星がこちら
もうすぐ初詣。七つの神社の近くに住んでる方は
年越しに参拝してみては如何でしょうか?
■山手線の秘密とは
平将門を守護神としていた江戸幕府ですが
朝廷と組んだ明治政府によって滅ぼされてしまいます。
そして政府は再び天皇を日本の神に据えました。
こうなると江戸幕府の怨念とその守護神である
平将門の力が明治政府の恐怖の象徴となりました。
ではどうするか?
明治政府は江戸幕府が配置した
北斗七星による守護を鉄の結界によって
ずたずたに引き裂く事でその霊的パワーを
封じようとしたのです。
鉄には霊を宿し、そして霊を遮断するという説があり
それを利用した結界こそ山手線と言う訳です。
私は北海道に住んでいるため山手線に
乗った事もありませんがもし将来乗る機会があれば
これらの事を意識しながら神聖なエネルギーに
想いを馳せたいと思います笑
■呪いはあるのか?
数々の逸話がある平将門のタタリ伝説。
ですがその殆どはこじつけです。
大蔵省の人間が首塚の取り壊しに関わったため
次々に被害にあったと言われます。
しかし
祟りにあったとされる方はそれに関わってません。
しかも取り壊し騒ぎの数年後の大往生だったり
数年後におこった事件の為ほぼ無関係と言えます。
昔から人々は己の理解できないものを神や鬼として
崇め畏れてきました。この伝説はつまり人々が
平将門を恐れるあまりこじつけてしまった
「都市伝説」
と思われます。
そもそも今でも守護神として信仰されている為
大切に崇めている以上、決して
タタリなどあり得ないでしょう。
■まとめ
平将門公に関する記事でした。
こういうオカルトと歴史のミステリーが
入り混じった話はわくわくしますよね!
それではまた次回!バイバイ!
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