自他ともに認める“恋多き女”、今陽子さん。
若い頃の離婚、不倫をはじめ、失敗談に注目!
現在の恋人はどういう人? 結婚の予定は?
ピンキーとキラーズのボーカルは今!
■結婚と離婚
Wikipediaではなぜかさらっと流されている結婚歴。「徳光 和夫さんが有名人の結婚式で初めて司会を務めたのが今さんの結婚式」としか詳細は載っておらず、「いやこれ誰のwiki?」と疑問に思う程簡素だ。とはいえ、これもある意味仕方ない。彼女の結婚にまつわるエピソードはあまりに情報が少なすぎるのだ。
困ったときは本人に聞け、というわけで彼女のブログを調べるとドンピシャで結婚式の画像が出てきました。画像左、純白のドレスを着た女性が今さん。そして、彼女をエスコートしている男性が今さんの父親、今津 次朗さん。
今さんの結婚は22歳の時、お相手は当時のトップモデル松川 達也さん。「イケメン好き」を公言する今さんも「超イケメン」と太鼓判を押す、185㎝の長身に甘いマスクが印象的な男性でさぞやモテたであろう美男子。
当時女性としては高めの身長だった165㎝の今さんとのカップルは「ジャンボ・カップル」と銘打たれ、各メディアで紹介されていたとか。
1974年2月、東京の帝国劇場で行われたファッションショー。ゲストとして招かれた今さんが当時男性トップモデルの松川さんに一目ぼれしたことで二人は急速に中を深めていく事に。実際、この僅か3か月後には婚約を発表。同年10月にホテルオークラで結構披露宴を開催しました。
今さん、流石今に至ってもイケメン好きと公言するだけはある肉食っぷりですね。その積極性、見習いたいものです。
ところが今さん26歳の時(1978年5月30日)に二人は離婚。しかも別れを切り出したのは一目ぼれしたはずの今さんからでした。
今さんはピンキーとキラーズを脱退以後、ソロ歌手として活動。当初は仕事も順調にすすみ、一時期はお抱えの運転手&自分のバンドまで持っていた程。9LDK2階建ての一軒家に住み、家賃は55万円とまさにブルジョワ、成功者として悠々自適な生活を送っていました。しかし、年を追うごとに人気は低迷。仕事が一つだけの月もあり、貯金を切り崩して生きていたという。
人気が思うように上がらず苦悩していた今さん。彼女は仕事が好きですから、結婚したとてそれで満足はしなかったのでしょう。そんなときに「離婚して仕事に専念すること」を条件とした新曲や舞台公演のオファーが来た。
仕事か、家庭か。松川さんとの夫婦関係は良好なのにそれを自ら壊すのか? 相当に悩んだ結果、1978年4月の某日、今さんが選んだのは「仕事」。松川さんに離婚する旨を告げ、数日後に置き手紙を残して二人の家を去りました。
手紙には松川さんへの謝罪と、これから一人になる彼を心配する内容が書かれていたという。そして1978年5月30日に正式に離婚が成立。二人の関係はこうして終わったのです。
■不倫
自ら“恋多き女”と名乗る今さんは実際かなり色々な恋愛をされてきたそうです。
今も美しいですが若い頃の愛らしさはそれに輪をかけて素晴らしいもので、端的に言って“モテた”のだと。ソロシンガーとしての低迷期には銀座のクラブから「雇われママにならないか」という誘いや大金持ちの青年実業家から「すべて面倒をみるから愛人にならないか?」とド直球に口説かれたことも。勿論すべて断ったと語りますがその気概もすごい。
一方で恋愛自体を忌避してはおらず、松川さんと別れた後も何度も恋愛をしてきた。その中には妻子を持つ男性との恋愛、つまりは不倫もあったという。
当然、周囲からは大反対の嵐。母親からは「そういうことをしてはいけない」「逆の立場に立って考えろ」「相手には子供だっているんだよ」という内容の説教を泣きながら言われたと語ります。
■現在の恋人と結婚の意思はあるのか?
2012年時点で「20数年前」に出逢った男性が今確認されている中で最も新しい“彼”。彼と出会って交際し、最初の10年くらいは「寝ても覚めても愛してる」という大恋愛だったと言います。興味深いのは一旦件の彼とは別れてしまう所。
彼との別離後、違う男性と恋愛をしますがその男性は病で亡くなり、再び彼と会うように。最終的には『恋人以上夫婦未満』という曖昧ながらも心地のいい関係に落ちつきました。
お互いに束縛せず、会いたいときに会い、お茶を飲んだり食事をしたりする“楽”な関係。今さんは「どちらかが亡くなるまでこの関係をキープしたい」と語っています。
以上の事から、結婚する気はないとみるのが順当な見解でしょう。実際ご本人もブログで結婚はもういいと綴っている。
そもそも問題、“彼”と今現在繋がっているかどうか……。個人的には母親の介護で精神的に辛いこともある中、件の彼が今さんを支えてあげてほしいなと思います。