若手柔道家の中でも注目を集める向 翔一郎さん。
姉の向 奈都美も柔道家で総合格闘の次は母に!?
向さんを育てた父の指導と祖父の謎に迫る!
過去の素行に大問題が? “異端児”の軌跡を調査!
■向 奈都美のプロフィール
生年月日 1992年10月7日
出身 富山県
学歴 白根一中→藤村女子高→山梨学院大
身長 158cm
前回に引き続き、向さんにフォーカスした
内容となっています。
まず最初に注目していくのは彼の姉について。
向さんの姉、向 奈都美さんも実は柔道経験者で
その実力は向さん自身に勝るとも劣らないもの。
向さんは4歳の頃から奈都美さんに付いて
道場に通い、柔道を習っていたようですが
奈都美さんの鍛錬開始時期は不明。とはいえ
向さんとは約4歳差なので上記の件から
少なくとも7~8歳の頃には既に道場にて
鍛錬を開始していたことが分かります。
やはり、何事も幼き頃より続けることが
成功への近道なんですね。
私も小さなころから何かを続けていれば
また違う人生を歩めていたのかな……などと、
思わず無駄な妄想を巡らせてしまいました笑
閑話休題
さて、奈都美さんの話に戻りますが
柔道全国高校体重別選手権全国2位、
全日本選抜サンボ選手権においては
女子56kg級で優勝し世界選手権では4位に
輝くなど、華々しい経歴を誇っており
柔道家というよりかはむしろ『格闘家』と
言い表した方が適切な人物です。
女子総合格闘技の選手としても有名で
総合格闘技の舞台でも実力を遺憾なく発揮。
杉本恵さんと前澤智さん、それに
長野美香さんら強豪相手に勝利を収めています。
現在は一線より退き、トレーナーや食事アドバイザー、
講演やイベント等で積極的に活躍している上、
昨年10月には元気な男の子を出産!
shoichiro_mukai のInstagramアカウントより画像引用
子育てに仕事と充実した毎日を
送っているようです。
ちなみに向さんはこの甥っ子にメロメロで
「なんでも買ってあげたくなっちゃう」
と、親ばかならぬ叔父ばかを発揮中。
奈都美さんも子供に「財布が来たよ」と伝える等
良好(?)な関係を構築しています笑
■他の家族について
ここでは姉のほかに向さんの家族について
注目していきたいと思います。
父
名前や詳細な経歴などは不明ですが
向さんによると柔道の先生なのだとか。
その手腕は言うまでなく、向さん姉弟を
柔道家、格闘家として大成するまで
育て上げた実力は素晴らしいの一言。
やはりというか父の指導は向さん曰く、
「厳しい」
「とにかく厳しかったのを覚えている」
……といったもので妥協とは無縁の指導者。
一方、柔道をしているとき以外は優しい父親で
練習の無い日はキャッチボールをして
遊んでくれたりしたそうです。個人的には
オンオフの切り替えがちゃんとしている
理想的な指導者のように思えました。
ちなみに当初、向さんを柔道家ではなく
野球選手に育てたかったのだとか。
野球の道に進んだ向さんも興味深いですね。
祖父・祖母
向さんの名前で検索するとなぜか
上位に表示される『祖父』というワード。
父は向さんにとって親であると同時に
彼を柔道家に大成させる礎を築いた恩師でしたが
祖父に関しても類似の逸話があるのでしょうか?
調査してみた所、残念なことに祖父の情報は
一つも見つけることはできませんでした。
ではなぜ検索候補に浮上したのか?
インタビューでも祖父に言及した事例を
私は知らないので本当に謎です……。
しかし、一つ気になる情報が……。
shoichiro_mukai のInstagramアカウントより画像引用
祖母と映る向さん。両者とも笑顔がまぶしい。
上は向さんのInstagramより
引用させていただいた祖母とのツーショット画像。
この投稿には「墓参りをしに富山へ帰った」
とする旨の内容が記載されています。
祖母と一緒に墓参り、とくればその相手は
祖父なのではないでしょうか?
であるなら既に祖父は亡くなられている、
と考えていいのかもしれません。
実際、向さん姉弟の年齢を考えれば
不思議ではないです。
勿論、墓参りと祖母は無関係の可能性もある為、
現在はその可能性が高いという程度の
認識でお願いいたします。
■素行問題
柔道界の異端児として注目を集める向さん。
その理由は特徴的な髪型であったり
持前のビッグマウスだったりするのですが
やはり一番はその素行ではないでしょうか?
前回の記事でも触れた向さんの素行問題。
今でこそ改心し、真面目に練習に取り組んで
結果をたたき出している向さんにも
慢心によって落ちぶれた時期がありました。
慢心の始まり
小4の時から柔道を本格的に開始した向さん。
全国大会への出場をきっかけに
厳しいと評判の父の指導も熱量がUP。
その甲斐あってか試合で勝ち続けることが出来、
向さん曰く
「この頃が一番柔道が強かったのでは」
とのこと。
中学時には将来のエリート柔道家の登竜門、
私塾「講道学舎」へ入塾。ハードな練習を続行。
しかし、いい意味で手を抜くことを覚えた彼は
練習のキツさで皆痩せると評判の講道学舎で
入塾後に10㎏太るという快挙(?)を達成。
とはいえ練習に不真面目だったかと言えば
そうではなく、充実した柔道生活を送りました。
そして
同塾を辞めた後に雄山中学校に入学して以降
彼の慢心が始まってしまいます。
柔道エリートが通う講道学舎で柔道をしていた、
という自負からこの頃の向さんは見事に天狗化。
結果実力が伸び悩み、父と言い争いになる等
まさに思春期、というありさまに。
本格的な迷走
高校に入学してからも慢心は陰りを見せず、
講道学舎出身ということもあって
部活内でもちやほやされ、状況は悪化。
練習に真剣に取り組むことも減少し
新人戦では中学の頃に圧勝した相手に敗北。
そこで持ち直すか、と思われましたが
悔しいとは思いつつ結局彼の素行が
改善されることはありませんでした……。
父の一喝
新人戦で不覚を取りながらも改善されない
向さんの素行に、父がついに一喝。
「これまでにない剣幕で注意された」と
向さんが振り返るほどの勢いで己の行いを
窘められたことにより反省した彼は
これ以降真剣に柔道に取り組むことに。
そして今に至る間わけですが
人は簡単に変われないとはよく言ったもの。
再び大ポカをやらかす事になるのですが……、
それは前回の記事をご参照ください。
それでは今回はこの辺で、バイバイ!