ハワイでの国際結婚を目指す「ハワ婚」。
ハワ婚で詐欺?実際のケースに注目!
国際結婚に必要なのは多様性の容認か?
今話題のハワ婚に潜む、光と闇に注目!
■ハワ婚とは
ハワ婚とは簡単に言えばハワイでする婚活。
又は、それ専門にサポートする結婚相談所の事。
現在、一部の日本人女性の間で注目されています。
外国のセレブと結ばる玉の輿を夢見て
ハワ婚に励む方々が多いのだとか。
ハワイといえば日本人にとって身近な観光地、
現地では日本語を解する外国の方も少なくなく
であれば国際結婚をするのにこれほど適した
フィールドはないと言えるでしょう。
ただ、国際結婚で忘れてはならないのが
文化の違い。
これがかなり大きな障害と成り得ます。
朝はご飯ではなくパンだとか土足か否かとか、
そうした日常的生活習慣の違いから
果ては宗教観に至るまで様々な価値観の違い。
特に宗教観に関しては非常に難しい問題です。
日本のそれは世界的に観て特殊ですから、
そこから関係の崩壊につながることも
可能性としては十分にあり得るでしょう。
日本の寛容な宗教観に慣れている方が
もし万が一戒律の厳しい宗教の信者と
よく考えずに結婚してしまったら……。
関係が悪化し離婚するだけならまだマシで
子供が出来ていた場合は悲惨です。
恋に溺れて思考を放棄し、甘い認識で新しい命を
自分の軽薄な人生の犠牲にしてはいけません。
まあ、これはなにも国際結婚に
限った話ではありませんが……。
外国人と結婚!と言葉にしてみれば
華々しい印象のある国際結婚でありますが
潜むリスクは順当に国内で結婚するより
遥かに大きいと考えた方が賢明です。
しかし、人には向き不向きがあるのも事実で
それこそハワ婚で幸せな結婚をされた方も
それなりの数いると思われます。でなければ
ハワ婚ビジネスが成り立ちませんからね笑
ただ、今回はそういしたプラスの面ではなく
主にマイナスの面についてみていきます。
■結婚詐欺が続出?
結婚詐欺、国内でも時々耳にする言葉ですね。
実は私の知人にも結婚詐欺の被害に遇い、
心を病んでしまった方がいました。
そんな結婚詐欺に、近年新しい波が来ています。
それが国際ロマンス詐欺。
ロマンス詐欺(ロマンスさぎ)は、主にインターネット上の交流サイトなどで知り合った海外の相手を言葉巧みに騙して、恋人や結婚相手になったかのように振る舞い、金銭を送金させる振り込め詐欺の一種。国際ロマンス詐欺、国際恋愛詐欺、ナイジェリア詐欺などとも呼ばれる。送金した場合、現状では事後に金銭を取り戻せる対策はほとんどない。
Wikipedia|ロマンス詐欺 より引用
詳細は以上のようなもの。で、これは主に
インターネット上での恋愛詐欺になりますが
あくまでリアルで結婚相手を探すハワ婚にも
同様の悪質な結婚詐欺師が存在します。
これはハワ婚のスタッフブログで実際に
掲載されていた話ですが常夏のハワイ、
というある種異世界で浮かれた女性が
白人の魅力的な男性と偶然から出会い、
猛烈なアタックに陥落。
恋に盲目になるあまり相手の口車、
「結婚するためにビザのお金が必要なんだ」
に乗せられてしまい、約23万円も譲渡し
結局そのままお金を持ち逃げされてしまったと。
酷い話ですがこういう結婚詐欺のケースは
度々あるようです。
ハワ婚を目指している層であれば
外国人の男性に対する憧れは強い傾向にあり、
それが白人男性ならなおさらでしょう。
そんな女性がハワイという非日常の空間で
格好いい白人男性に声を掛けられ、
しまいには口説かれたら……。
コロっと心が傾いてしまうのも
無理からぬことなのかもしれません。
しかし、だからと言って仕方ないね、と
流していい問題でもありません。
これからハワ婚、ないし外国の方との結婚を
真剣に考えている方は急に漫画のような展開に
巻き込まれても、どうか一度立ち止まり
冷静な頭でお相手をよく観察してください。
もし詐欺師であれば殆どの場合金品を
要求してきます。
恋に盲目になるのもわからなくはないですが
国際結婚という性質上、用心深い程良い。
結局、自分の身と夢は自分で守るしかないのです。
■国際結婚に必要なもの
これはあくまで私見ですが、
国際結婚に必要なのは価値観のすり合わせ。
最初の項目で述べたように、外国の方と
日本にいる我々とでは思った以上に
文化の壁というものが大きな障害になります。
故にお互いがお互いの国の文化に適応するか
あるいはお互いの文化を受け入れる必要がある。
しかし、中には受け入れるか拒絶かの
二択しか存在しない問題もあり、一例が宗教。
もし、相手が世界でも有数の戒律の厳しい
宗教の信者だった場合、その信仰を
捨てさせることはまず不可能なので
そういう人を好きになってしまった場合には
己もその宗教に入信する覚悟をもつか、
あるいはもう諦めて違う恋を探すしかない。
好きだからという理由だけで全て相手に
任せてしまうと、長い人生どこかで必ず
無理がきかなくなる時があります。
勿論、完全に適応する方もいるでしょうが
そうした方はまれだといって良い。
ですので、海外の方と結婚する場合は
相手が自分の文化も受け入れてくれる器があるか
あるいは己にあるのか、十分に検討してください。