ネフェルティティのアマルナ革命とは!一神教の原典?正体は誰だ!

二次大戦時のドイツ総統ヒトラーすら虜にした

エジプトの王妃にして絶世の美女ネフェルティティ

謎に満ちた彼女の生涯について調査した!

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■ネフェルティティとは

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エジプト新王国時代の第18王朝のファラオ

アクエンアテン王の正妃であり、あの

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黄金のマスクで有名なツタンカーメンの義母。

 

ネフェルティティの名前の意味としては

ネフェルは「美しい者」ティは「訪れた」

という意味らしいです。

この名前からは彼女の出自が伺えます。

というのもネフェルティティ は

エジプトの当時の同盟国「ミタンニ」

という国から嫁ぎに来た王女、とする説があり

「美しい者が訪れた」又は「やってきた美女」

という名前は他国から来た美しい王女

現しているのだ、と言われています。

 

それにしても、名の由来になるほどの

美貌を誇った当時の王妃ですか……。

私としても非常に興味があります。

現代ではかなうべくもない事ですが

出来る事なら生きていた当時の彼女を

目にしたいものです。もし将来、

タイムマシンなんてものが実用化されたら

ワンチャンあるかもしれません笑

 

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さて、当然ながら現代ではどうあがいても

生身のネフェルティティを拝む事はできません。

しかし彼女の姿は未完成ながらも

美しい胸像で現代にまで伝えられています。

それが上にある画像になりますが

この胸像には色々な逸話があります。

実はこの胸像、「ニセモノなのでは?」

という疑惑があるのです。それというのも

実はこの胸像は現在ドイツで保管されており

エジプトには存在しません。

 

では何故本来エジプトにあるべき王妃の胸像が

ドイツに存在するのか?返還要請はなかったのか?

もちろん返還要請はありました。しかしなんと

あの二次大戦時のドイツに君臨した総統

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アドルフ・ヒトラーが返還要請を拒否したのです。

ヒトラーは胸像を見た瞬間に心を奪われ

すっかりネフェルティティの美しさに

魅了されてしまったと言います。

 

偽物疑惑の詳細としては戦時中空爆から逃れる為

数々の美術品が地下に隠されました。

その中にネフェルティティの胸像も含まれており

その後ヒトラーに命令された一部の兵士が

いくつかの美術品を秘密裏に贋作と摩り替えた。

という逸話があり、それが真実であれば

現在展示中の胸像は偽物の可能性があります。

 

まあ、ヒトラー個人にしてもそうですが

当時のドイツにはオカルトめいた話が

多く残っていますし今でも

創作物のネタとして使用されています。

なのでニセモノ疑惑に関しては

話半分に聴いておくのがいいでしょう笑

 

 

■アマルナ革命と一神教の原典?

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ネフェルティティの夫でありファラオ

アクエンアテン王(アメンホテプ4世)

彼は非常に革命的な王でした。

 

彼、または彼ら夫婦をかたる上で代表的なのが

 

アマルナ革命です。

 

革命が起こるまでエジプトは太陽神ラーを始め

多くの神を崇めるいわゆる多神教だったのですが

彼が起こした革命により、唯一神アテンのみを祭る

世界初の一神教が始まりました。

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画像右上が唯一神アテン

それまでのエジプト宗教は完全に廃止され

古の神々の像を破壊し唯一神アテンへの

信仰に切り替えたのです。

これがネフェルティティと夫アクエンアテンが

一神教の原典と呼ばれる所以です。

 

しかし彼がこの世を去った後唯一神アテン信仰は

すぐに廃れ、エジプトは従来の多神教に戻ります

ですが彼らが後のユダヤ、キリスト教等の

一神教の原型を作ったことは事実であり

現代に見る一神教の影響力を考えれば

その功績は多大なものであったことが伺えます。

日本人である管理人としては多神教に馴染み深く

一神教自体には違和感(?)があるのですが

この功績が宗教的に大きな意味を持っているので

その歴史の重み故に畏敬の念を覚えます

 

 

■ネフェルティティの正体

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彼女の両親がはっきりしないこともあり

ネフェルティティの正体は諸説あります。

一番可能性の高いものとして前述の

ミタンニ王女である説を私は支持しています。

 

この王女の名前はタドゥキパといい

もともとアクエンアテン王の前任の王

アメンホテプ3世と結婚する予定でしたが

彼が倒れたためアメンホテプ4世、つまり

アクエンアテンと結婚したと言われます。

 

ですが彼女の生涯に関する記録は極めて

不完全とされており、真実はわかりません

真実が不明であることにある種じれったさを

感じてしまいますが今後の発掘調査で

新たな事実が判明することを願います。

 

■まとめ

 

絶世の美女ネフェルティティに関する記事でした。

いかがでしたでしょうか?

未だ明かされない歴史の謎というのは

ロマンがありますよね~。

それではまた次回!バイバイ!

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